人財教育
弊社では新入社員研修については、ほぼ1ヶ月をかけて、社内研修・社外研修をおり混ぜてしっかりと行います。ここでは新入社員以外の社員教育について述べたいと思います。弊社の人財教育については、下記の4つの種目があります。
①ISO9001・14001統合マニュアル等の教育
②技術教育
③資格取得のための教育
④社会人・組織人教育
1.ISO9001・14001統合マニュアル等の教育
ISO9001・14001統合マニュアル等の教育ですが、下記に統合マニュアル(M-1)文書・記録のつながり一覧表を示します。この一連の文書記録について各文書記録の内容及びそのつながりと運用についての教育を行います。
ISO9001・14001の維持運用については、下記の統合マネジメントシステム運営の機能のつながりに示します。
弊社品質監査室では統合マネジメントシステムに関する情報交換、及びISOの理解度の向上を図るため、毎週水曜日に品質会議を開催しています。
2.技術教育
社員の技術教育については、主に国土交通省建築設備設計基準(茶本)、同計画基準及び設計計算書作成の手引、建築設備積算基準(白本)を主として教育・訓練を行っています。その他、弊社独自で作成した基本設計図書作成基準書(GY-0)、設計図面作図基準書(GY-1)、実施設計基準書(GY-2)、積算基準書(GY-3)、工事監理基準書(GY-4)の教育を行います。
教育の成果については、技術試験(1時間程度)にて確認され、点数が足りない社員には再試験が行われ、必ずほぼ完全に理解されるまで繰り返し行います。これにより、大学又は大学院卒業後3年程度でシンプルな物件であれば、担当技術者として1物件任せられる技術者となります。また、1ヶ月に1度程度、メーカーの技術者に来社して頂いて、弊社研修室でメーカーの最新技術や基本原理等のセミナーを行ってもらっています。さらに東京ビックサイトやパシフィコ横浜等で行われる展示会にも社員が積極的に参加しています。
3.資格取得のための教育
弊社では1年目に下記の資格を取得することを推奨しています。
1)電気系 消防設備士
2級電気工事施工管理技士(2年目)
2)機械系 学会設備士
3年目には下記の資格を取得することを推奨しています。
1)電気系 建築設備士
2)機械系 建築設備士
資格取得のための教育としては、基本的に日建学院総合資格等のweb講習を主として用いていますが、10年以上前からの試験の様々な資料が弊社には蓄積としてあるので、それを利用して月に1度程度の過去問の模試を行って、力量を上げることを目指しています。
4.社会人・組織人教育
外部の研修機関で社会人・組織人教育を行っています。
また、弊社独自で作成した「ルールとマナー(RM-1)」には仕事をする上で基盤となる挨拶、礼儀、服装、態度、言葉づかい、電話応対、指示・報告の仕方、規律を守る、約束を守る、職場の環境5S活動等について明記されており、それに準じて行動することで「一流の社員」と言われる人間像の確立を期しています。
社 訓
「社員行動指針」
1. 笑顔で元気よく挨拶する
2. 口約束を守る
3. 世間の人々を愛し、人に優しくする
4. 「はい出来ます」と言い、「いいえ出来ません」と言わずに済む方法を模索する
5. 壁を作らず、自由に溌剌としなやかな発想を持つ
6. 行動は迅速に行う
7. 逆境に悲観せず、順境に楽観せず、自分の道を歩む
8. 判断に迷った時は、自分にとって辛いほうを選ぶ
9. 間違ってしまった時は、正直に謝る
10. 今という時間を集めると、その人の人生になる「今を大切にしよう」
以上